テレビ要らず!見放題の動画サービスを比較
1986年、今から30年前に集英社の別冊マーガレットで連載された少女漫画が、2014年に映画化された作品です。
懐かしさとキャストの期待感があり、映画館で絶対に観ると決めていたんですが、惜しくも観ることは出来ませんでした。
最近になり動画配信サービス「Hulu」で観ることが出来ると知り、迷わず加入し念願だったホットロードを視聴できました。
主人公演じる春山洋志役に登坂広臣・同じく主演の宮市和希役に能年玲奈(のん)そして、それぞれの母親役に木村佳乃・松田美由紀。
春山の先輩にあたるナイツのリーダー玉見トオル役には鈴木亮平。
このキャスト選びは原作の漫画にかなり近いと感じました。30年前の若者を見事に演じきっています。
劇中に流れる尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」
映画ホットロードの主題歌に尾崎豊の名曲OH MY LITTLE GIRLが起用されています。この曲がこの映画を更に盛り上げていることは間違いないでしょう。
曲のサビの部分に差し掛かった時に、私は身震いが起こりました。とても感動します。この曲あってのこの映画だと確信しています。
この映画を観て改めて感じたことは、いつの時代でも若者を取り巻く環境が、決して正しい事ばかりではないという事。
その環境下で育つ若者には、一体居場所はあるのか?彼らはどこに向かえばいいのか?
大人になれば分かることでも、10代の若者にはまだまだ重すぎる現実はたくさんあります。
そんな中で互いに理解し合い助け合い、必要とし徐々に惹かれあう主人公の2人ですが、この二人も、もしお互いがいなかったらきっと生きて居なかったような気がします。
若者は、自分の居場所を探すのに必死で、その居場所が危険な場所でも自分が必要とされていれば幸せなんです。
きっと愛情が欲しいんです。大人たちはもっと愛情を注ぐべきだとこの映画を観て感じました。
ホットロードは「Hulu」で配信されていました。2週間の無料期間もあるので気になる方は作品ラインナップ、使い勝手などを確かめて下さい。